新竹県 雪覇休閒農場(雪覇レジャー農場)(Sheipa Leisure Farm) 雲海に囲まれたブルーベリーの特別なマジック
新竹県五峰郷山区の海抜1,923メートル《雪覇休閒農場/雪覇レジャー農場/Sheipa Leisure Farm》は位置しています。最初期にはただの果樹園でしたが、後にレジャー農場へと転身し、多くの人々が雪覇国家公園に向かう際に立ち寄るもう一つの拠点になりました。民国78年(1989年)、農場のオーナー范増達さんは農業のプロフェッショナルなバックグラウンドがあり、ブルーベリーをドイツから導入し栽培に成功したことで、台湾の農業史の記録を塗り替えました。現在《雪覇休閒農場/雪覇レジャー農場/Sheipa Leisure Farm》はすでに60ヘクタール以上のブルーベリーの果樹園が広がる、台湾でも非常に大規模なブルーベリーの産地になりました。ここに宿泊すると期間限定でブルーベリーを摘みとその場で味わえるほか、自ら手を動かしブルーベリージャムを作ることができます。
ジャムは作り方は難しくありません。しかし原料を選ぶステップがとても重要となります。《雪覇休閒農場/雪覇レジャー農場/Sheipa Leisure Farm》ではジャム作りには冷凍ブルーベリーを使用しています。収穫時にはみな紺色に近い色をしていています。甘めの口当たりの果実は、外側に白い天然のブルームが附着しています。白砂糖とブルーベリーを均一に混ぜ合わせた後、鍋に入れてゆっくりと煮込みます。かき混ぜ続け水が出る段階になったら最後に寒天を加え、汁がなくなるまで煮込めば完成です。
ブルーベリージャムはパン、ビスケットにつけて食べられるだけでなく、その他の食材と組み合わされば、違った味わいの料理や飲み物へと変身します。ジャムのDIY体験のほかに、忘れてはならないのがコーヒーショップで農場の看板メニュー「ブルーベリーワッフル」を注文することです。雲海と森に囲まれた屋外の庭園で、広々とした景色を鑑賞しながら料理を楽しめば、心地よくゆったりとした気持ちになります。
南投県 埔里鎮農会農村休閒酒荘(埔里鎮農業組合農村レジャー蒸留所)(Puli Farmer’s Association Distillery) 鯉魚潭そばのバラの花に隠された魔法
台湾本島の中心に位置する南投県埔里鎮は、すばらしい気候と景色に恵まれ、各種の農産品の量産と精緻な農業の発展に適しています。農業委員会では積極的に農業組合の経済事業とレジャー農業関連事業の発展を指導しています。埔里鎮農業組合は921大地震再建区の鯉魚潭側に≪埔里鎮農会農村休閒酒荘(埔里鎮農業組合農村レジャー蒸留所)Puli Farmer’s Association Distillery》を設立しました。地元の果物と農作物を原料として醸造した酒だけでなく、バラの花のケア用品、ソフトキャンディー、花酢等の周辺製品も開発しています。中でも最も人気を集めているのが「バラの花びらのジャム」です。このため後に対外的にDIYイベントとしても解放されるようになりました。観光客もチャンスがあれば自ら製造過程を体験できます。
厳選された食用クラスのバラの花でバラの花びらのジャム作られています。あらかじめ花びらを切り刻み、さらに沸騰した砂糖水に入れて、少々煮込んだ後レモン汁を少量加えてからさらにしばらく煮込めば、バラの花びらのジャムが完成します。ジャムはその場で味わえるほか、1瓶持ち帰ることができます。自宅でパンとサンドイッチに挟んだり、アイスクリームやクッキーに塗って食べたり、ローズティーを入れたりローズヨーグルトを作ったりできます。
高雄市 大樹休閒農業区(大樹レジャー農業エリア) オーガニック金鑚パイナップルのスペシャルマジック
清朝時代より山の斜面でのパイナップルの栽培が始まり、缶詰を作り国外に向けて販売している高雄市大樹区は、高雄の野菜果物の主な供給地です。ここでは玉荷包ライチ、金鑚パイナップル、素晴らしい景色が観光客から最も人気を集める3つの特色とであり、「大樹三宝」とも呼ばれています。毎年端午の節句前後になると、大樹区農会と高雄市政府、大樹区区役所が合同で「鳳茘文化観光季（パイナップル・ライチ文化観光祭り）」イベントを開催しています。毎年延べ人数で10万人が訪れ、新台湾ドル30億元以上のパイナップルとライチの生産値がもたらされる、大樹の人々にとっても重要なお祭りの1つとなっています。
毎年5月，6月の間には、大量の観光客が次々と高雄の《大樹休閒農業区(大樹レジャー農業エリア)》にやってきます。ここでは台湾最大のオーガニックパイナップル園があるからです。金鑚パイナップルの収穫のほか、「パイナップルジャムのDIY」の楽しさを体験しに来ているのです。きれいに洗った後の金鑚パイナップルの頭としっぽを切り落としてから皮をむき、さらに果肉を細かく切ります。「パイナップルの芯も捨てる必要はありません。一緒に切って入れることができます。」スタッフがそれぞれのステップをきめ細やかに解説してくれます。パイナップルの切り身にすりおろしたりんごを加えた後、鍋に入れて火にかけ、焦げ付かないようかき混ぜ続けます。最後に砂糖と麦芽糖を入れて、汁がなくなれば完成となります。全製造工程は8時間の長きにわたるため、スタッフがあらかじめ一部の準備作業を完成させておいてあります。観光客にフルーツジャムのDIYを体験させてくれるほか、時間があれば畑でパイナップルを収穫できます。また涼しくすっきりとしたパイナップルジュースと美味しいパイナップル料理を味わえます。
