第1日
クロツラヘラサギ生態展示館 -> 七股潟湖 -> 七股塩山 ->台湾塩博物館 -> 南鯤鯓代天府
第2日
台湾烏腳病医療紀念館 -> 北門井仔腳瓦盤塩田 -> 東隆宮王爺信仰文物館

黒面琵鷺生態展示館は2005年に展示室、生態映像放映室、景観台を備えた研究施設機関として設立されました。展示室はクロツラヘラサギに関する知識をテーマに、見学者にクロツラヘラサギと、さらには七股潟湖の貴重な湿地環境に関して理解を深めてもらえるように設計されています。
七股潟湖は国内最大の潟湖で、洪水による浸水防止や、海岸を保護する役割があります。またさまざまな生物の宝庫となっており、マングローブ大湿地帯が一面に広がり、クロツラヘラサギの生息地となっています。観光客はいかだに乗って潟湖巡りをしながら、マングローブや牡蠣の伝統的な養殖場、そして漁師の投げ網作業、砂州を歩きまわる磯蟹や飛び跳ねるトビハゼを観賞できます。
七股塩山は真っ白な塩が積み上げられた高大な丘で、七股における有名な観光スポットとなっています。あたかも厳しい日差しの下に輝く厚雪を被った山頂のような外観を呈しています。台湾塩博物館の建物外観は塩の結晶をヒントにデザインされ、館内には台湾338年の製塩の歴史を紹介する展示を初め、世界各地の塩産業なども介紹しています。
東隆宮王爺信仰文物館は国内唯一の「王爺信仰文物館」です(王爺:病気治癒、航海安全、豊漁祈願などに効験のある神)。映像やパネルで台湾における王爺信仰の起源とかつての廟会(縁日の祭り)にて行われた、神様を迎えるしきたりを紹介しています。
北門井仔腳瓦盤塩田は、雲嘉南風景区管理所によって当時の塩田を再現したスポットです。この塩田にて昔ながらの製塩過程を見学したり、体験したりすることができます。
南鯤鯓代天府は国家二級古蹟指定を受けた建築物で、台湾で最古の王爺廟であり、また全国の王爺廟の総廟となっています。毎年四百万人に及ぶ参拝客が訪れ賑わいを見せています。