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新北市平溪天灯フェスティバル(ランタンフェスティバル)

新北市平溪天灯フェスティバル(ランタンフェスティバル)

孔明灯との別名を持つ天灯。三国時代の諸葛亮によって発明されたとの言い伝えがあり、当初は軍事通信用の道具として使われていたそうです。烽火台とは異なり、天灯は熱気球の元祖と言われ、清朝の道光年代に台湾に導入されました。毎年、元宵節は、田畑を耕す準備を始める目安とされていたため、農民は一年の願いを込めて天灯を空に放ちました。昔は、農家のお嫁さんは、力仕事の任せられる男の子を望んでいましたので、廟でもよく「早生貴子(早く子供ができますように)」や「五穀豊收(実り多くありますように)」という祈願の言葉を天灯に書いて放す行事が行われていました。台湾語で男の子は「添丁」といい、その発音が「天灯」と似ていたことから、後にこの行事は、「天灯」と呼ばれるようになったそうです。当初は、天灯を風にのせて飛ばし、先祖様に平穏無事を告げてご加護を祈っていた天灯でしたが、次第に、元宵節の行事として平渓地方に根付くようになりました。時代が移り変わる中、変わらないのは天灯に書かれる人々の願いや希望かもしれません。「平溪天灯節」はこれまで輝く歴史を刻んできました。「北の天灯、南の蜂炮」と言われるように誉れ高いお祭りとなっています。またDiscoveryチャンネルでは、世界二大ナイト祭りとして取り上げられ、天灯祈願をして心の浄化をするという台湾人の精神を世界に伝えました。元宵節の日は、民俗舞台ステージやクイズなど、面白いイベントも行われますが、このイベントの見せ場はなんと言っても天灯を空に放つ瞬間。天灯の明かりが灯されると、一つ一つが人々の願いを乗せた翼となって舞い上がり、山間の夜空に彩りを添えます。その美しさを見ていると、文化の隔たりなど感じなくなってしまうことでしょう。そのため、毎年元宵節の時期になると、平渓に多くの観光客が押し寄せ、空高く舞い上がる天灯を楽しみます。その光景は、台湾人にも美しい記憶として刻まれ、夢と幸せの始まりを象徴しているようです。

位置:<br/>十分天燈広場 新北市 平溪区 南山里南山坪136号 <br/>平溪中学校 新北市 平溪区 石底街92号 <br/>菁桐小学校 新北市 平溪区 菁桐街45号

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