新春は旅行のハイシーズン。台湾各地でロマンチックな花畑が咲き誇ります。旅人はこの一面の花の海が風に吹かれてたなびく独特の美しい景色の魅力に抵抗できず、ロマンチックな花畑への小旅行に向かうことを決めるのです。 苗栗県の南庄の外環道一帯を過ぎると、道すがら一面のひまわり畑が見られます。県政府は休耕期間の農地のために特別に鑑賞用の花畑を計画しました。田んぼに入ると想像通り、花盛りの盛況と素晴らしい熱気を感じられます。ひまわりが暖かな冬の日差しのもとで揺れ動き輝く姿は、まるで黄金色の花びらが輝いているかのようです。 庄「南江休閒農業区(南江レジャー農業エリア)」は花の観賞で有名な観光地です。毎年1月から4月に続々と山桜、八重桜、吉野桜、果樹の杏の花、桃の花、梅の花と山間部のツツジ、一葉蘭などが咲き誇ります。ここは台湾で数少ない一葉蘭の産地で、国際的にも有名です。一つの花に一枚の葉のみの小型でエレガントな紫色の花びらは、人々を惹きつけ愛さずに入られません。 新社の薫衣草森林(ラベンダーの森)は台中市新社区の山の上にあります。沿線にはどこにも紫色の標識が電柱にあり、すぐに情報を得られます。園内でラベンダーの癒し効果を受ければ、すぐに静けさと穏やかさを感じられます。この気持ちにも、ラベンダーの花言葉「愛情を待つ」が照り映えています。 ここではのんびりリラックスすること、自然の大地を楽しむことが強調されています。薫衣草森林(ラベンダーの森)と命名されていますが、園内の花の種類は数えきれないほどたくさんあり、フェイスブックのチェックポイントに最良の場所です。特に数年前に訪れた時は山間部の小さな一角でしかありませんでしたが、今回再度訪問すると多くの施設が追加されていました。女の子が夢見て叫び声をあげるような「メリーゴーランド」、森林エリア奥の「森林秘境」、非常に精巧な「年輪郵局(年輪郵便局)」と快適な手作り石鹸体験エリア等です。これらの施設のほか、特色ある料理は非常においしく、パンには淡いラベンダーの香りが漂います。チキンは食べれば新鮮で柔らか汁気たっぷりです。新社店では宿泊も提供しているそうです。今回は宿泊できませんが、チャンスがあれば次回再度ここを訪れて再度探求してみたいです。 翌日は引き続き車で南下し、雲林健虎尾の「自助玫瑰園(セルフサービス・バラ園)」に到着しました。田舎の田園に車を走らせ、風に乗り陽の光を楽しみめば、心も一緒にリラックスします。自助玫瑰園(セルフサービス・バラ園 )の規定は「好きな花だけを切り取ること。1本新台湾ドル10元」とあります。園内にはどんな色のバラもなんでもあります。入園料は必要ありませんが、別途料金の支払う必要があります。非常に経済的で、もうすぐやってくるバレンタインデイにはここの花代がとてもかわいらしく感じますよ!注意したいのが、バラの花にはとげがあることです。注意が足りず、赤いバラのとげを指してしまうと、血は出ませんが痛みがあります。花を摘みに来たならご注意を! 花を摘む際の秘訣は、つぼみが半開きのものを切り花にして、すでに花開き美しい花は摘まないことです。これはすでに花の生命が最高潮に達していることを表しているからです。家に持って帰って花を楽しむ期間に限りがあります。私の主人は11本を私に切り花にしてくれました。花言葉は「生涯あなただけを愛する」(甘いほほえみ)。おじいさんが新聞紙でくるんでくれたバラの花束を手に、家に持ち帰りいければこのベッドサイドの風景が完成します。これもまた小さな旅の最も美しくロマンチックな記憶となるのです。皆様には春の季節、パートナーと手をつなぎ、一緒に花の開花とともに旅に出て、台湾各地にお互いの足あとを残すことをおすすめします。