中部の旅に出たら、一杯飲むのを忘れずに:紅茶とコーヒーで体験する職人の心
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中部の旅に出たら、一杯飲むのを忘れずに:紅茶とコーヒーで体験する職人の心

豊かな自然、盆地、丘陵などの地形を持つ中部台湾は、温和で湿潤な気候により、お茶の木の育成に非常に適しています。生産される紅茶の品質はインドのダージリン紅茶、スリランカ紅茶にも引けを取りません。
紅茶の利き茶、品質へのこだわり
日本統治時代から、南投県魚池郷は台湾の主な紅茶の産地でした。気候や地理的環境がインドのアッサム州とよく似ていることから、ここには「アッサム紅茶」の大葉種が栽培され、台湾の国外販売の主力の一つとなり、かつてはロンドンのオークションで上位に名を連ねていました。日本統治終了後、茶業改良場魚池分場により品種の選別育成が行われ、1973年に比較的濃厚な味わいでミルクティーに適したい「台茶八号」へと改良されました。1999年、さらにミャンマーの大葉種の紅茶と台湾の野生の山茶の結晶を選び出し「台茶十八号」と命名しました。通称「紅玉紅茶」です。
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魚池郷大雁村近くの「大雁休閒農業区(大雁レジャー農業エリア)」には素晴らしい自然の美しい風景、茶葉の栽培に非常に適した地理的環境があります。紅茶の販売マーケティングチーム第6班《森林紅茶》の葉金龍班長は種茶、未改良のビンロウなどの経済的作物にこだわり茶園を護る数少ない農民の1人です。
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紅玉紅茶のお茶の色は紅玉のようで、肉桂とミントの香りが漂います。最も重要なのは、茶農家がオーガニック方式で栽培していることであり、残留農薬の心配をする必要はまったくありません。このほか、紅茶は全発酵茶であることから体への負担が最も低く、長期的な飲用にとても適しています。
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《森林紅茶》ではここ数年コーヒー豆と日月潭地区の原生種の山茶の栽培が試みられています。しかし数量が少な目なであることから、現在は数量限定での供給を行っています。赤紫色の山茶の茶葉を見れば、葉班長夫妻のあきらめず勇敢に挑戦し、困難を克服する精神に敬意を払わざるを得ません。
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コーヒーを楽しみ、親切さを楽しむ
台中の東勢に来たら、にぎやかな豊原の市街地からわずか車で十数分の距離に、面積1ヘクタール、千本のコーヒーが栽培され、毎年コーヒー豆の収穫量が数百キロに達するコーヒー園があることは想像し難いかと思います。この東勢の《豆豊農家》は、コーヒー豆を生産しているだけでなく、コーヒー園のレジャー鑑賞、生態観察、収穫、オーナー体験、解説、授業などのサービスを提供しています。美味しいコーヒーの味わいを楽しめるほか、コーヒーが食卓に上る前の容貌を知ることができます。
中部の旅に出たら、一杯飲むのを忘れずに:紅茶とコーヒーで体験する職人の心
《豆豊農家》を訪れれば、オーナーも上等な自家製コーヒーを入れて迎えてくれます。余分な装飾と過度にプロフェッショナルな機具がないことは、却って農家の親切さとのんびりとした自由自在さがはっきりと表現されています。

《豆豊農家》で栽培されているコーヒーの原産地は中南米産、のちに雲林県の古坑の台湾アラビカコーヒーを導入しています。すべて天然のプロセスにより行われ、残留農薬ゼロ、台中で唯一MODオーガニック転換期農産物検証マークを獲得したオーガニックコーヒー農家です。張さん曰く、一般的な状況下では、コーヒーの多くが高山で栽培されています。平地で同じように栽培するならば、きめ細かく様々な段階を調整し続けなければならず、はじめて高山産のコーヒーの品質に引けを取らなくなるのです。
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コーヒーの栽培から焙煎の製造過程をより理解するために、団体の訪問時には張さん自らそれぞれの段階を解説しています。それぞれが簡単なステップのようですが、その裏には非常に多くの難しさが隠されています。《豆豊農家》は自家生産、自家栽培のコーヒーを栽培、収穫、研磨、抽出まですべてオーナー自身の手によるものであり、単純なブラックコーヒーを味わうのも素晴らしい楽しみです。濃厚なコーヒーの香りが絶え間なく口の中を回り、余韻が長く残ります。

《豆豊農家》の自家製コーヒーブランド《東勢角》とは、客家語の「東勢」を意味しています。張さんは地名から自家製ブランドを命名しました。台中東勢には優美な景色があるほか、薫り高く濃厚で高品質なコーヒーがあることを人々に知ってもらえるよう願っています。
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