文/エディター・郭雪瑤、旅行生活叢書編集長・Vivi Wu
リラックスした旅行をしたいけれど、時間をかけて旅をして疲れたくはないと思っていませんか?農業易遊網が今回、紹介するのは台中です。都会の喧騒を離れ、しばし電子機器を持たない旅を楽しみましょう。
果物の里へグリーンツーリズム:心禾園観光農園
代々農業を営む果樹園の園主、詹さんによると、高接梨の接ぎ木には日本から輸入した梨の穂木を使いますが、穂木が使えるのは年に一回だけで、その穂木は翌年には使えません。ほかの果樹、例えば土マンゴーと愛文(アーウィン)マンゴーの接ぎ木の場合、一度接ぎ木をすればよいのとは違っているのです。果樹園は接ぎ木だけでなく、収穫期以外の時期は鋤入れ、果樹の剪定、栄養管理などの仕事があり、その過程は大変煩雑です。



果物と美しい景色:沐心泉レジャーファーム
濃厚で香り高い「カボチャ野菜鍋」は人気メニュー。カボチャは農場の自家栽培で、まさに「農場からテーブルへ直送」です。


電子機器を持たない小旅行:東豊&后豊サイクリングロード
后豊自転車道からスタートすると、ほどなくお城のような外観の『第一酒造所』に到着します。見学は無料です。『第一酒造所』の屋外エリアには酒樽で作られたオブジェがたくさんあり、写真を撮ることもできます。子供たちはここで台湾原生の樹木やハーブ植物を見ることができます。酒造所では無料で各種アルコールの試飲が可能。果実酒、甘酒、日本の清酒から薬用酒まであり、結婚記念用のお酒などカスタムメイドのサービスもあります。

東豊グリーン自転車道を折り返すと、沿道には921台湾大地震が大地を引き裂いた痕跡が残る『石岡旧駅』が見えます。台湾語で「小売屋台」を意味する言葉「零担仔」と「零点」の発音が似ていることから、「0点ホーム」の愛称で呼ばれています。土地の神様が木に登って遊ぶ子供を守ると伝えられている『百年マンゴーの樹』もあります。道中はずっと木陰で覆われているので、酷暑の夏でも涼しく感じられます。

しばし電子機器から遠く離れた電子機器を持たない旅は、逆に私たち個人を充電させてくれる最適の方法です。長期の休暇がとれなければ、忙しい生活の中の一日か二日でも時間を作って、自然でのんびりした旅に出掛けましょう!
軟埤 坑レジャー農業区
住所:台中県東勢鎮慶福里慶福街75号
電話:0975-031330
URL:http://www.softpond.com.tw/
梨之郷レジャー農業区
住所:台中市東勢区中科里東崎路三段688巷168号
電話:0920-545679
心禾園観光果樹園
住所:台中市東勢区慶福里東関路105-2号
電話:0935-710-069(果物狩りとキャンプは事前に電話予約して下さい)
URL:http://shinhe.emmm.tw/
沐心泉レジャーファーム
住所:台中市新社区中興街60号
電話:(04)2593-1201
URL:http://0425931201.mmmtravel.com.tw/
東豊グリーン自転車道 & 后豊自転車道
第一酒造所~鉄道之郷酒荘
住所:台中市豊原区朴子街260巷2弄32号
電話:(04)2512-3393
URL:http://www.midtaiwan.com.tw/