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臺北市 苗栗縣 臺南市 宜蘭縣

農村の台所の味を巡るツアー

味を尋ねる農村ツアー
「味」は思い出や懐かしさ、または思いやり溢れる感情を呼び起こすことがある。田舎の山奥に佇む農場の中には、自然との触れ合いや実際の体験を通じて、幸福の定義、農場の哲学、歴史や文化の伝承、土地への愛情を教えているところが少なくない。そこで体験する「味」は忘れ難い農村の味になる。そうした「味」を覚えれば、それぞれの農場の感動的なファミリーストーリーやオーナーがゲストに伝えたい思いや楽しい記憶が忘れられることはない。

台湾の味を尋ねる地図


梅居休閒農場

海抜500メートルの陽明山上に位置する「梅居休閒農場」では、多くの花や果物や野菜が栽培されており、季節によって様々な景色や作物を味わえる。この農場は都会に秘められた桃源郷のような場所で、台北の賑やかな夜景が見下ろせるだけでなく、陽明山の森の美しさも楽しめる。

農場創業者の楊安心(ヤン・アンシン)さんは、持続可能な環境を目指し、自分の土地を愛し、都会に暮らす人々にとって農場が繁栄した都市の外で素朴な幸福を感じられる場所となることを願っている。


陽明山の秘境にある農場の厨房に向かって足を進めると、道の両側に隙間なく植えられている花やハーブの香りがほのかに漂う。顔を近づけるとパッションフルーツの爽やかな甘みも感じられる。足をさらに進めると、その先には30種類以上の果物や野菜が栽培されている菜園が大きく広がっている。梅居の料理には自家生産の食材が使用されており、食材を「知り、評価し、味わう」というモットーが込められている。素材ごとの特徴を理解し、異なる素材を最適に組み合わせることで、個々のメニューの味が絶妙に引き出されている。

梅居の非常に有名なメニューには、素肉燥(肉を使わないルーロー)、福園苦瓜(ゴーヤの炒めもの)、滑蛋橘子(オレンジの卵とじ)などある。

素肉燥は、新鮮なウコンを香りが出るまで弱火で炒めてから、香椿醤(チャンチンジャン)、醤油、キノコの出汁を加えて、柔らかくなるまで炒め、最後に塩コショウで味を整える。肉燥は台湾ではありきたりのメニューだが、素肉燥は最も非凡な肉燥メニューである。福園苦瓜は、新鮮なパイナップルのような甘みがあり、ゴーヤが苦手でも、苦みと甘みが交差した格別のおいしさを味わえる。滑蛋橘子は陽明山の特産品が詰め込まれており、オレンジと山薬(自然薯)をゴマ油で炒めてから卵でとじた梅居の名物メニューとなっている。

住所:台北市士林区平等里平菁街43巷99号
電話:0905-169176
Email: service@meigfarm.com
FB: 陽明山-梅居休閒農場
更多資訊: 梅居休閒農場


雲也居一休閒農場

山の斜面から大雪山山脈を望むと、天気が変わり気温が下がるにつれ、白い霧が連峰全体を覆い、まるで仙境に取り残され、雲の故郷を訪れたような感覚に陥る。「雲也居一休閒農場」はこうした雲に覆われた苗栗の秘境に位置している。

「雲也居一」は涂(トゥー)さん一家が開拓した場所といえる。涂さんの祖先は清の時代に苗栗に移ってきて、健康食材である生姜をこの土地に持ち込んだ。

看板メニューの「香薑鶏」は三杯(サンベイ)の料理法に似ており、生姜を炒めてから醤油と鶏肉を加えて煮詰めた、鶏肉の柔らかな味わいと生姜の刺激的な香りを楽しめる料理である。また、薑母鶏酒鍋は生姜と鶏肉を酒で煮た鍋で、香りが豊かな上、濃厚な味わいを感じされるので、冬の滋養強壮に最適である。短冊状に切った豚肉をよく炒め、雲に見立てたスイトンを加えた起飛雲朵も農場の看板メニューの1つで、モチモチした食感で、とても香ばしく風味豊かな一品である。

農場では、季節の生姜料理のほか、魅力的な土産品も用意している。例えば、生姜クッキー、薑迷蜜(生姜のかりんとう)、黒糖生姜ペーストは、苗栗の味を家で楽しめる人気のある生姜商品となっている。

苗栗の客家の精神を受け継ぐ雲也居一農場で作られる料理にはすべて長い歴史があり、味わうことで、客家文化の巧妙を体験できる。例えば、客家の伝統料理の「梅干扣肉」(梅乾菜と豚バラ肉の煮物)は、口に含むと梅の甘みと豚の脂の香りが広がるので、何杯でもご飯が進むメニューである。
客家粄は、通常の米漿(ミージャン)に千切り大根を一定の割合で入れて蒸した餅で、大根と米自体の味が十分楽しめ、素材の自然な甘さと香りを最大限に生かした料理となっている。
苗栗の大湖は生姜だけでなく、イチゴの名産地でもある。地元のイチゴとイチゴジャムを使った「熱恋紅莓」は、冬に飲むのに最適なロマンチックなイチゴのドリンクである。

住所:苗栗県大湖郷薑麻園九鄰六号
電話:03-7951530
FB: 田媽媽 雲也居一休閒農場
更多資訊: 雲也居一休閒農場


仙湖休閒農場

海抜277メートルの山上に位置し、遠くに嘉南平原を望み、眼下には絶景を見渡せる。ここに来れば、心が安らぎ、爽やかな山風を感じ、運がよければ「雲の湖」を眺められる。また、ロマンチックなインフィニティプール、絶妙な建築物、山林の景色なども、この「仙境」に多くの旅行者を引き寄せる魅力となっている。

この美しい風景の背後には、故郷に戻ってきた一人の青年の物語がある。呉侃薔(ウー・カンチャン)さんは、台南の東山に深い愛着があり、愛する土地に戻って、妻の丁敬純(ディン・ジンチュアン)さんと二人で仙湖農場の再建を決意した。二人はその思いを胸に、仙湖を自分たちが所有する仙境に変えてきた。ありふれた竜眼の森でも、二人にとっては憧憬や夢に満ちた森となっている。

毎年4月は竜眼が開花し、農作業は繁忙期を迎える。収穫した竜眼の花を焙煎した「朵朵龍眼花茶包」は、爽やかで上品な香りを湛え、この季節ならでは極上の風味を備えている。

夏の最盛期になると、農場では新鮮な竜眼を使った干し龍眼作りで忙しくなる。「焙灶」と呼ばれる伝統的な燻製方法では、収穫した龍眼を7日間夜通し焙煎し続けることで、濃厚な香りの「桂圓乾」(干し龍眼)が完成する。桂圓乾はお茶請けとしてだけでなく、デザートや甘いスープを作るのにも利用される。桂圓乾を入れると、わずかな燻製の香りが加味されて、味の決め手となる。

また、土窯桂圓乾に天然砂糖を加えてから、時間をかけてゆっくり煮詰めて作る「桂圓釀」もここでの人気商品の1つである。桂圓茶を入れるのに使えるだけでなく、ソーダ水を加えれば、夏の喉の渇きを癒す最もナチュラルな飲み物となる。

仙湖休閒農場の「放伴討山鶏」は協力の精神が結集した食農体験である。近隣の鶏農家が放し飼いにして育てた鶏を使い、協力と分業による製造工程を通じて、歴史と土地に対する理解を深め、食欲をそそるおいしい料理を食べて、地元の風情を体験してもらえる。
「伴雲小饌」は、滋養効果のある卵、生姜、ゴマ油、干し龍眼、ビーフンを混ぜ合わせて炒めた、滋養強壮に優れたメニューである。
また、桂圓はデザートによく使われる食材の1である。「桂圓雲朵Q餅」を作るのは難しくない。市販のビスケット、無塩バター、マシュマロ、仙湖の柴燒桂圓だけで簡単に作れ、締めのデザートに最適である。

住所:台南市東山区南勢里大洋6-2号
電話:06-6863635
Email:senwho@gmail.com
FB: 仙湖農場官方粉絲團
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頭城休閒農場

「頭城休閒農場」は120ヘクタールを超える敷地内に、広大な竹林、果樹園、ワイナリーを備え、清流や田園の風景も残している。農場のトレイルは、森林の静寂さの中で心を落ち着かせられるだけでなく、高台に登って太平洋や亀山島を眺められるので、山と海を楽しめるこの農場の最も美しい魅力の1つになっている。

「卓(ツォウ)かあさん」と呼ばれている農園創業者の卓陳明(ツォウ・チェンミン)さんは、幼い頃に稲刈りをする農民たちが稲刈りの合間にうれしそうに米を食べていた姿が忘れられないという。このような光景は彼女の心に深く刻み込まれ、本当の「幸福」とは何かを定義づけるものとなった。彼女はこうした農業への思いを胸に秘めながら、幼い頃心に抱いた幸福の理念をこの地で少しずつ実現してきた。

多湿で雨の多い宜蘭は、湿潤で涼しい気候を好むナツメの栽培に適している。また、頭城休閒農場は雪山山脈の太平洋側に位置し、澄んだ水と最適な湿度に恵まれているので、木からぶら下がる小さな黄金の果実はどれも極上の宝石のように見える。頭城休閒農場では、甘酸っぱく香りの高いナツメを使って、「古棗茶」(ナツメ茶)、「金棗酥」(ナツメケーキ)、「金棗蜜餞」(ナツメの蜜漬け)などの商品を生産している。また、特筆すべきこととして、農園のワイナリーでは、自家生産で無農薬のナツメを使って、国際的にも評価の高い「亀山朝日金棗酒」(ナツメワイン)を醸造している。同ナツメワインは通常のワインとは異なり、独特の風味と甘酸っぱい果実の香りを備えており、フランスのパリのヴィナリー・インターナショナル・コンクールで「銀賞」を受賞したこともある。

農場では、山と海の新鮮な食材を組み合わせた「健康な食とフレンドリーな農業」を主要なテーマに、海で捕れた魚のトレーサビリティ、有機農業体験、手作り調理体験などを通して、年齢を問わず楽しめる山海の食材を巡る一連のツアーを開催している。
また、農場のシェフは西洋料理のコンセプトを取り入れて、ナツメとシイラを使った「金棗魚丸」(ナツメのつみれ)や、キノコ、白菜、金柑の葉、クコの実といった山海の食材を組み合わせた「金棗魚丸湯」(ナツメのつみれ入スープ)を提供している。
農場では、ゲストに宜蘭名物の「桜桃鴨」を賞味してもらうための食農体験も提供している。桜桃鴨に翼豆(シカクマメ)、赤ピーマン、白柚(バイヨウ)などの季節の果物や野菜を加えてから、地元のブドウを使って作られた「蔵酒酒莊」の白ワインビネガーをかけた「煙燻鴨賞翼豆沙拉」(スモーク鴨とシカクマメのサラダ)は、頭城休閒農場を代表する極上のメニューとなっている。
さらに、農場では、梗枋漁港で獲れた良質のヤリイカを「三杯」(サンベイ)の料理法で味付けしてから素早く炒め、最後にローズマリーを散らした「三杯中卷」(ゴマ油と醤油と酒を使ったイカ炒め)も提供している。「三杯中卷」は醤油の味に米酒の香りが加わった、食欲をそそる絶妙なメニューとなっている。

住所:宜蘭県頭城鎮更新路125-1号
電話:03-9772222
Email:tc.farm@msa.hinet.net
FB:頭城農場
更多資訊:頭城休閒農場